奈良、ソーラー問題勉強会

5月9日、奈良でソーラー発電について話をする機会がありました。主催者の方々は、自分たちが属している組織の新築の建物にソーラーが設置されることに違和感を覚え、私の意見を聞きたいと思われたのです。事前にどんな点を問題視しているか聞いたところ、少し前の「再エネ反対派」の問題意識とだいぶ違う・・・というかかなりナイーブ、無邪気すぎる。

 当初から、「温暖化問題」は「全人類コントロール」の手法と捉えてきた私にとって、これは妙な変化です。で、改めてここ数年の再エネを取り巻く状況をチェックしました。すると、再エネ関連情報は以前にもまして情報統制されていて、ひたすら「温暖化を食い止めろ」という論調ばかり・・・プロパガンダ全盛で、明らかになった事実さえほとんど報道されていませんでした。ウクライナと同じ。

 そもそも、「(カーボン)ネットゼロ」も、「カーボンニュートラル」も嘘っぱちです。それは、「人為的温暖化」が表面化した時からわかっていること。ウソを前提とした「再エネ」のウソがさらにひどいのは当然です。

 で、当日の講演は主催者が予想していたより激しい論調になったかと思いますが、悪しからず。地域で「風発」や「ソーラー」に反対している方々の「正しさ」は、必ず歴史が証明します。でも、それでは環境を守るのに間に合わないので、どうぞ地域でがんばって。皆さんたちの考えを補強する理論は山のようにあるし、山本も、微力とはいえ、そのために協力します。2022.5.10 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/