三浦半島に「放射能焼却灰」が!

 

  突然ですが、明日、2012年1月15日午後、時間がある方、特に神奈川県の方、中でも横須賀三浦地域にお住まいの方、ぜひ、下の会場に駆けつけて下さい。

 


 

 神奈川県知事はつい先ごろ、「被災地支援のため」、焼却灰の受け入れを勝手に決めましたhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120111-00000024-kana-l14が、今回、.その実施のための根回しとして「説明会」を実施するようです。私は今日、他の用事で会った友人から偶然聞き、帰宅してネット検索したら、「焼却灰」とあるのに仰天しました。おそらく「焼却灰受け入れ」は日本初、でも、マスコミは「がれき受け入れ」と、誤解を招く見出しをつけているのです。

 

 ご存知だと思いますが、焼却灰(日本の場合は飛灰を混合している)には、ゴミの中の大量の有害物質が濃縮された形で含まれており、汚染と身体被害を避けるために、「特別管理」に分類されています。

 

 ただでさえ危険な焼却灰に、今は、被災ゴミの焼却によって濃縮された放射性物質が加わっているのです。各地の下水汚泥や焼却炉の灰から高濃度の放射性物質が測定されたことが一時、ニュースになりましたが、状況は今もちっとも変わっていないはず。それどころか、1月1日以来、一時的にセシウムの排出量(定時降下物)が突然増えていますが、その原因はまったく不明。これもマスコミは書いていません。

 

 放射能に汚染された物質は、動かさない、外部に持ち出して「薄める」ことをしてはいけない、これは国際的な取り決めですが、日本政府はこのやってはいけない手法に訴えているわけ。日曜日ですが、どうぞ問題の重大さを汲んでいただき、三浦まで足を延ばしてください。私ももちろん、出かけます(一緒に行けそうな人は連絡下さい)。なお、私のブログの「反原発」をご参照いただければ幸いです。 http://wonderful-ww.jugem.jp/

2012.1.14

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/