カルビーポテチの放射能汚染

PS:前記事は放射能廃棄物の焼却問題から、食品汚染へと話題が飛びましたが、紹介した英文記事の情報源は、なんと日本でした!英文には「放射能ウオッチ団体のKampuによる測定」とあったので、おそらくアメリカの組織だろうと思っていたのです。実は日本の市民測定所(放射能検査:秋田放射能測定室よりで、サイト名は「べぐれでねが(http://beguredenega.com/archives/11931)」です。ここで検出までの経過やデータを見ることができるので、ぜひそちらをご覧下さい(測定画像や結果の無断転載、テキスト化は禁止されている)。

 とにかく、 

「放射性セシウム両核種が検出されました。汚染のほぼ全量が、福島原発由来の汚染であることが判明しました(;´Д`)

水を抜き油で揚げるということで、見事に汚染も濃縮されちゃいますものね・・・(´・ω:;.:…」

というのが結論。おそらく、このサイト関係者による英文発信が、まわりまわって「カルビーの米工場で生産されているポテトチップから放射能が検出された」となったのでしょう。でも、考えてみれば、ポテト大国のアメリカの工場で、わざわざ日本のじゃがいもを使う必要もないしね。

 それにしても、私は今は食品汚染を追いかけていないのでわかりませんが、子どもたちがよく食べるカルビーのポテチは、日常的にこれほど汚染されているのでしょうか? だとしたら恐怖です。でも、まったく話題になってもいないところを見ると、これはすでに許容範囲なのでしょうか? 食料汚染にこだわっている人、どうぞ反応して下さい。2017.1.6

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/