「放射能でおかしく」市民部長が発言

  さすが、三条市の市民部長。放射能の危険性をよくご存知だったようで。

「放射能でおかしく」三条市民部長が発言

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20130215026866.html

 岩手県大槌町の震災がれきを受け入れている三条市の市民部長が14日、市内の最終処分場で、がれきの焼却灰の埋め立て作業について記者の取材に応じていた際、雪に足を取られ身動きができなくなった市職員を見て「放射能でおかしくなった、ふらついた市職員」と発言した。市民部長は新潟日報社の取材に対し「軽はずみ(の発言)と捉えられたとしたら申し訳ない。真意ではない。発言は撤回したい」と釈明した。2013/02/15 08:44

 
 
 
 とっさに口を突いて出るのが本音、真意だから、この市民部長氏は、内心でがれき焼却灰の受け入れに反対だったのかもしれません。

 この問題は、少数の例外を除き、選挙で選ばれた首長は止めようとしません。補助金と地位(利権)がかかっているのだから。
 止められるのは、まともな公務員の、職をかけた勇気。ほとんどの公務員が、「やめてほしい」と思っているのだから、誰かが行動しないとね。三条市の市民部長さん、言い訳するより、国定親分の決定が間違っている(土地の貸借契約を無視していることなど)って、ちゃんと忠告するのが、あなたの大事な職務ですよ。国定親分はそのうち告発されるはずだから。
2013.2.15

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
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