農薬で体がどんなふうに弱っていくのか 記録3

みなさま、ご無沙汰しています。
そして、残暑お見舞い申し上げます。
まだ、つづいていますが夏の暑さの
すごさで、体が、本当に疲れました。
一時は生きてるだけで、精一杯。だったり、少しいいときでも、仕事してるだけで
もう、いっぱいいっぱいです、だったりで、正直パソコンに向かう元気がなく、
ずっと、ごめんなさい~(涙) と思いながらも、お休み状態でした。
みなさまは、いかがお過ごしでしたか?この暑さで、元気バリバリ、食欲モリモリです、のかたは、多分いないですよね・・・・それが普通です。
秋を心待ちにいたしましょう。
それでも、立秋を過ぎてから、何かの拍子にキッチンの小さな窓から、ふっと
ひんやりした、風の吹く夜があったりします。
顔に当たる冷気を、ん?気のせいか、と思ったりしますが、
いやいや季節は移ってるはず、と自分を励ましては、何とか激しい夏を乗り越えねば、と思うのです。
みなさんも、この季節、どうぞご自愛くださいませ。
さて、農薬の影響を書かせていただいたこのシリーズ、暑さと戦いながらも
思い出したことを少しだけ。
小田原城の農薬散布後、髪が大量に一気に抜けました。
散布されたスミチオンを吸った、直後より多分、2~3週間ぐらいたってかもしれません。
朝起きると枕と、周辺に、髪の毛が、バラバラと散らばるように落ちていて
えっ、と思いました。それから気をつけていると、洗髪のときにも、抜け方が
異常なのです。
お風呂場の、排水溝のところには真っ黒になるほどの、髪の毛が・・・そうしてるうちに かなり、頭部全体の髪が薄くなってきました。
何だこれは、と思いました。いまでも、元には戻っていません。

体全体の生命力の低下、なのだと思うのです。免疫力の低下はもちろんでしたが、ツメの状態も変でした。
よく右手の人差し指の、ツメが割れました、はがれるようになっていたことも多かったです。
他のツメにもいろいろ異常が出て、左足の小指には縦にはっきりした黒い筋が
入りました、今も続いています。
それから、一番いのちに係わるな~まいった・・・・と思ったのは歯の異常です。
他の被害者の方からも、同じような症状の報告があったので、これは私だけでは
なかったのですが、いろいろな歯が(奥歯、前歯、犬歯と)一気にぐらつきだしたのです。
びっくりしました。十年以上毎月定期検診で、チェックにいっていた、
歯科医院のドクターも、驚くほどの状態でした。
元々、歯周病の傾向が、あまりなかったのに、歯周病が一気に進んだのです。
つまり、体の免疫力が急激に落ちて、細菌を押さえ込めずに、歯周病が悪化、
わずか一年半で、3本の奥歯を抜歯、という状態でした。
化学物質を使えないため、麻酔はなしで、鍼麻酔で抜歯するという、大変さ
でした。
小田原での、一年半ほどのひどさではないのですが、今も、歯はぐらつきの
進んでいるものが、何本もあって、考えると気持ちが落ち込みます。
奥歯を失った側で、かめなくなったために、反対のほうだけで噛んでいます。
そちら側の負担が大きく、痛みや、腫れを繰り返すようになりました。
いのちの根幹を揺るがされた、という実感があります。
こんな風に、農薬のような化学物質の影響は、身体に長期にわたっての
免疫力の低下をもたらして、一見結びつかないようなところへの深い影響が
おこります。
年配の被害者の方は、年のせいで歯が一気におかしくなったのかと、はじめは
思ったと・・・・でも、やっぱりおかしい、と感じたようでした。
だれもが、なかなか農薬のことと、結びつけにくいようでした。

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この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/