講演会のお知らせ(ごみ問題)

 珍しく私の講演会が告知されました(赤穂民報)! 現地で進行中の「西有年産廃事業計画」に反対する人々の主催です。

 この計画には今年の7月からかかわっていますが、ちょっと調べたら、事業主の大栄環境はダミーの東洋開発工業を使い、すでに森林法違反など、違法事業を重ねていました。しかも、この事情を知る兵庫県はすべて見ぬふり知らんふり。裏で事業を推進しているのは明らかで、改めて「兵庫県株式会社」の悪さを感じます。なぜなら予定地は岡山県との県境、そこから流れ出す梨ケ原川は、ほんの少し下流で、鮎が泳ぎ、コサギが舞う清流・千種川ー水道水源でもあるーに合流するのだから。しかも、計画地の数倍にのぼる周辺山林はすでにべつの企業所有地であり、この計画を許すと、あっというまに処分場の規模が拡大されるでしょう。警報規模です。

2019.11.10

「産廃反対市民の会」5周年記念講演会

 2019年11月05日 
 赤穂市自治会連合会や市議会議員連盟など17団体で構成する「産業廃棄物最終処分場建設反対赤穂市民の会」(会長=沖知道・自治会連合会長)は設立5周年記念講演会を11月16日(土)に開く。

 加里屋中洲の市民会館1階大会議室で午後2時から。環境ジャーナリストの山本節子氏が「産廃処分場-もう清流は戻らない~産廃処分場建設に断固反対するために~」と題し、産廃処分場の危険性や反対運動の取り組み方などについて語る。講演の後、質疑応答あり。入場無料。

 11月24日(日)には上郡産廃問題対策協議会の主催で上郡町生涯学習支援センターでも山本氏の講演会がある。午後2時開会。無料。http://www.ako-minpo.jp/news/14136.html

 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/