前記事、ソーラーと健康被害、報道 (05/21) ソーラー被害は報道できない? (05/19)の続きです。
愛知県新城市のメガソーラ問題では、動物たちにも被害が出ていることをお伝えしました。皮膚病や抜け毛などにとどまらず、僧房弁不全を起こしたワンちゃん、死亡した猫ちゃん、そして、激しいけいれんに苦しむ猫ちゃん…下は被害者のツイッターからの画像です(なお、今日午後から一宮市の駅ビルで被害者のお話会があります。サイトを見てね)。
「愛猫、ソルくん。 保護して里親さんを探す予定でしたが… 春から痙攣が止まらんようになった。 どれだけ薬を変えても、増量しても止まらなかった。 よく晴れた午前中にしか痙攣は起こらない。 メガソーラーに囲まれた自宅から避難移住した後は、一度も痙攣が起こらんの。 再エネは動物虐待だよ」
「電磁波被害を受けた愛猫。 メガソーラーに囲まれると、こうなる。 避難移住した今は、あれだけ止まらなかった痙攣が止まったの。 動物愛護活動をしている人々もどうか知って欲しい。 再エネで犠牲になる動物達の苦しみ。 こういう事が起こっている現実を。 エコでもなんでもないってこと。4:23 – 2018年5月28日 (https://twitter.com/do_ob_xoxo/status/1001061345712746497)
この一家は大の動物好き。保護猫の「ソル」が頻繁に発作を起こすようになったのは今年の春ごろから。愛情深い家族は、発作が起きるのは決まって「晴れた日の午前中」であることに気づいたのですが、それは、天気が安定し、太陽光がさんさん降り注ぐ時間帯で、発電量も電磁波発生量も高いという条件下にあることを意味しています。
5月18日朝、山本が被害者とともに現地を測定した時も、測定器(磁場)が何回も妙な警告音を発して止まるという現象を目撃しました。磁場が強すぎて測定不能となったのです。ところが同日午後、記者会見が終わり、記者に乞われて再び現地に行った時は、少しもやが出ていたせいか、朝とは比べ物にならない低い数値でした(それでも警告音の範囲でしたが)。この経験から、晴天午前の電磁波がとても強いこと、ソルがその影響を受けたことは間違いなさそうです。ソルは全身で、その家に住む危険性を訴えていたのですね。
このような被害は動物だけにとどまるはずはなく、鳥や昆虫にも何らかの異変がおきているはずです。現に、「樹木や草花も」影響を受けると書いて海外論文もありましたが、人間に影響が出るのは時間の問題でしょう。しかし、事業者(原発推進派、再エネ推進派)は、電磁波被害のことは百も承知。なので、「電磁波被害」が公害として社会問題になるまでの間に、稼げるだけ稼ごうというのが彼らの腹づもりです。
被害者宅では、引っ越し後、ペットたちも落ち着き、ソルの発作も起きていないとのことです。でも、空き地と見れば見境なくメガソーラーが設置されている現状を考えれば、今後、誰にでもどんな動物にでも同じような被害が起きる可能性はあります。小さい電磁波源なら、アースを取る、電磁波軽減用の機器を買うなどして対抗できるかもしれませんが、メガソーラーとなると逃げるしかありません。なので、まずは早めの情報入手を。そして建設させない意思を示すのが、自分たちを守る最善の策です。
ちなみに、風力発電はソーラーよりひどく、人々は24/7続くさまざまな非自然的現象に文字通り「狂わされ」、地域社会は壊滅させられているのです。しかも壊滅させられたことにも気づいていないことも多い・・・「市民風力発電所」などを主張している連中の無知と無責任にはほんとに怒りを感じます。2018.6.2