中国、魯甸の地震

   8月3日、中国雲南省昭通市魯甸県でマグニチュード6.5級の地震が起きました。現在わかっているだけで死者615人、行方不明114人。国をあげて救出作戦が展開されていますが、道路の確保がきわめて困難で、救援物資もヘリから空投している模様。写真はhttp://news.baidu.com/z/ynlddz/new/zhuanti.htmlから。四川省成都から雲南省昆明まで電車で旅したことがありますが、人を寄せ付けないような自然景観が続いていたことを思い出しました。救援もさぞ大変でしょう。(救援の様子はここ→http://news.qq.com/original/living/l405.htmlから。)

 死者の多くは魯甸の住民。震源が浅く(地下12000米、直下型)、人口密集地だった、そして家屋に耐震性がなかった(多くは石積み)ことが原因とのことです。中国も日本もこのところ大地震に見舞われていますが、一刻も早く被災者が発見され、地域が立ち直りますよう。2014.8.8

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/