「放射能」を評価しない横須賀市新ごみアセスー説明会にご参加を

 横須賀の新ごみ焼却炉に関する、住民主催の説明会が行われます! どうぞふるってご参加ください!

  時 : 2014年2月24日(月) 18時~
  所 : 横須賀市逸見「まなびかん」第一学習室
  説明: 横須賀市資源循環部
 (アセス調査に関して責任のある神奈川県環境計画課の参加も求めて交渉中)

 昨年12月、横須賀市のお粗末なアセス説明会に参加し、横須賀市側の無責任な対応にぞっとしました。山のような質問、疑問にまともな答えなし。担当職員が答えたくないというより、答えられないという感じだったのは、この計画もアセスも、ほとんど業者に丸投げだからでしょう。だって、このアセスでは放射能のことさえ評価していないというひどさなのです! 311後、焼却炉のアセスで放射能を評価するのは、行政としての義務じゃないか!!

 ただでさえ焼却炉の害は広い範囲に及びます。東京都小平市の三田医師が、幼稚園児、小学生、そして老人や大人にも、放射能による「異常」が広がっているのに警告を発していましたが、異常が増えているのは、東京都が、放射性物質を含む東北のがれきを大量に燃やし続けているのと無関係ではないはず。三田医師は、自分の子供のために、3月末には東京を「脱出」するそうです。住宅地の至近距離に「環境への影響は少ないと考えられる」と、新ごみ焼却炉を作ろうとしている横須賀市、焼却炉が公害施設だってことなど考えたこともないんだ。なお↓は横須賀、新ごみアセス  意見書 9日まで! (01/06)に対する横須賀市民のコメントです。

「私も市内に住む者のー人として、処理場建設に大反対です。市の対応にもあきれています。米海軍の汚染ゴミが・・考えるだけで恐ろしく、米軍、アメりカの言いなリでいいわけがありません。吉田市長、しっかリして下さい。経済発展などニの次、平和が第一です!!市民の皆さんも、無感心なのは、-番の怠惰です。一緒に今こそ考えましょう!!」

 それに、基地の街の汚染問題は、一般市町村よりはるかに深刻だってことを知らないとね(アメリカなんてすさまじいもんです。訴訟も起きているし)。今回も、アセスのやり直し、そしてごみ政策の練り直しを強く求めてください。2014.2.19

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/