直前のお知らせですが、ごみ問題に悩んでいる自治体職員、焼却炉・処分場に反対している市民のみなさま必見です。もちろん、メーカーにも有用なはず。
ポール・コネット博士、ごみゼロ問題講演会!!
彼は、水道水のフッ素添加、焼却炉の危険性を強く訴えている、世界的に有名な「行動する」化学者です。今回は多摩地区のごみ処理を見据えて「ゼロ・ウエイスト」の話をするそうです。主催は日の出の森・支える会など。
ところで、ごみの焼却処理は最悪の処理法であるということを確認しておきましょう。
【焼却炉排ガスからは、日常的に以下のような有毒物質が排出されています】
【有毒な焼却灰は「リサイクル」なんかできません】
焼却後に出る灰(特に飛灰)は非常に毒性が高く、近隣住民の間にがんや先天性障害を引き起こしていることが知られています。日本はそれを「リサイクル」と称して、溶融固化し、エコセメントや路盤材に「リサイクル」していますが、中に閉じ込められた毒物は、劣化や酸性雨によって、必ず環境中に漏れ出します。
【ごみ発電は非効率、ダーティな補助金事業】
政府は「ごみ発電」を推進するために多額の交付金をつけていますが、これは、焼却炉が大量のごみを必要とし、大規模汚染を招くという実態を隠すため。ごみ焼却処理が有害で非合理、非効率なのはすでに明らかになっています。
【私たちに必要なのは「ごみゼロ」政策】
それも、「日本のニセごみゼロ(=循環型=全量焼却主義)」ではなく、本当の「ごみゼロ=焼却ごみと埋立ごみをゼロにする」が必要です。米・サンフランシスコ市(人口80万人)では、2020年までにごみゼロを宣言、分別義務付け、ペットボトルやプラ袋禁止令、コンポストなどを組み合わせた政策を実行し、すでに目標の80%達成に成功しています。http://www.sfenvironment.org/zero-waste
コネット博士は、このあたりを詳しく説明してくれるでしょう。同じGAIA(ごみ焼却代替案を進める国際連合、http://www.no-burn.org/)のメンバーとして、私もかけつけます。
ところで、主催者のお知らせを検索していたら、同じ日に次の講演があることを知りました。こちらは埼玉県吉川市。ポール、かなり高齢のはずなのに、なんてエネルギッシュなんだろう・・・「化学物質汚染」は私の守備範囲でもあるし、フッ素の件はこのブログでも何回もとりあげているので、こちらにも行くか・・・朝早くてつらそうだけど。11.22
日時 平成25年11月24日(日)10時~15時
場所 吉川市 中央公民館 ホール 参加費 無料
午前の部 記念講演「水道水のフッ素化に反対する科学的根拠」
講師 ポール・コネット博士(ニューヨーク・セントフローレンス大学前教授)FAN反フッ素ネットワーク代表
http://kodomonohatokenkou.blogspot.jp/p/blog-page_1545.html