迷走「台風10号」に隠された軍事問題

 宮崎「地震」に続く台風のニュースに不自然なものを感じている人は多いことでしょう。普通の台風なら、偏西風帯に近づくと、東寄りに進路を変え、スピードアップして走り抜けていたのですが、台風10号の動きは異常。発生時から「非常に強力な台風」とPRしながら、九州に近づいた頃から、迷走とノロノロを繰り返し、気象庁は「予報できない」と職務放棄。宮崎「地震」では、確証もないまま、次々に「余震警報」を出していたのは何だったのか・・・

 「気象兵器」と、その「政治利用」を信じる私は、列島を長時間、「自然」災害の下に置くために、10号は西から東へと、長距離「横断コース」を取るのではと考えていました。実際、10号は九州と四国をゆっくり横断し、なんと南進して紀伊半島で海上に抜けた。おそらくバテたのでしょう。それを裏付けるように、10号は海上で「エネルギーを補給」して北陸へ抜けるそう。・・・普通なら、ここでも東進するのが定石だと思うけど、もうひと暴れさせたいらしい。

 この間、市民の目に入るニュースと言えば、台風、新幹線や空の便の状況、被害の状況、総裁選や野党党首選が主だったことでしょう。でもこの間(それより少し前)、世界で実にいろんなことが起きていました。WHOがサル痘パンデミックを狙って「エムポックス(サル痘)」Whoが緊急事態宣言 | Nhkを出し(2024年8月15日)、それから二週間もたたないうちに、ナイジェリアにサル痘ワクチンを届けたことNigeria becomes first in Africa to receive mpox vaccines: 。もちろん、コロナと同じく、サル痘もニセ病で、ポイントは「Mpoxワクチン接種拡大」。アフリカではコロナワクチンを拒否した国々が多いので、サル痘はそのアフリカを狙っているわけ。9月に入った大騒ぎになることでしょう。

 ウクライナでは、ゼレンスキーがNATOやその他の傭兵らを使って、ロシアのサボリージャ原発に襲撃を仕掛け、それをロシアに阻止されるという事件が起きていました。・・・原発破壊を狙い、核戦争への導入線にしようとしたようです。日本では、ウクライナがロシア軍を叩いているというニュースしか流れていませんが、現実は逆。ウクライナは敗色が濃いことがわかっているので、「長距離ミサイルを使わせろ」と騒いでいるのです。ロシア―ウクライナ戦線に関する西側ニュースは信用できないものばかり。

 この間、日本にとって深刻な問題なのに、ほとんど報道されていないのは、米軍司令部を日本に置き、自衛隊がその指令下に入るという件です。世界でも「日本はアジアのNATO」の核になるのかと批判されているし、それこそ世界の紛争地図を一気に塗分ける(北朝鮮・中国vs日米NATOの図式になる)大変な事態ですが、市民は同意した覚えもないし、第一、何も知らない。もちろん憲法違反。しかし話がここまで至っているからには、他にも、明らかにされていない多くの案件があるはず。要は、次期自民党総裁になる人物は、このアメリカの要求を満たせる人間でなければならないということです。この間アメリカ詣でしたトンチンカンな女性外相とか、コロナワクチン接種を必死の形相で宣伝していた何とやらいう政治家がベストなイェスマンかも・・・その圧力が今回の「迷走」台風と言ったら、信じられますか?2024.8.31

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/