荒地となったバラ園、飛べない鳥

 先だって、ENEニュースで福島でおきている異変についての記事があり、あ~これは訳さなければと思いつつ、手付かずでしたが、今日見るとアシュラに翻訳がアップされていました。 で、前半は大幅編集、原文をカットしましたが、後半はそのまま転載します。ナルトさん、ありがとう。2015.8.4

元NHKニュースキャスター、マヤ・ムーア:福島の突然変異、盲目で飛べない鳥が きりもみ落下、炭鉱のカナリア
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/824.html
投稿者 ナルト大橋 日時 2015 年 5 月 19 日 18:58:48: YeIY2bStqQR0. 記事元

 元NHKテレビのニュースアンカー(ニュース番組のディレクター兼キャスター、マヤ・ムーア):突然変異が福島で始まっています。;盲目で飛
ぶことができない鳥を見つけました – 雑誌:「福島後4年できりもみ落下する鳥…ことわざにある炭鉱のカナリア」 –
(ムッソー)教授:汚染された地域のあらゆるところで突然変異の鳥が出現している(動画)

ジャパン・タイムズ2015年3月8日
強調筆者):岡田勝秀は…発電所についてあまり心配していなかった:原発はとても安全だ、TEPCOは双葉市民にそう語った…岡田氏が
生涯にわたって育ててきた750種以上の、約8,000本のバラは滅んでしまったが、岡田氏はそれでも10回も双葉に戻った。NHKからインタビューを受けた彼は、厳しく、悲しみに満ちていた。マヤ・
ムーアはたまたまこのインタビューに立ち会い、岡田氏とその仲間が「福島のバラ園。」をまとめるのに協力した。

 岡田氏は4月24日のインタビューで、ムーアにこう語った。「バラ園は、まさに汚染された荒地でした」。最後にバラ園を訪れた彼が見つけたのは、飛べないカラスの幼鳥群だった。カラスたちは目が見えなかった。動物や鳥に突然変異が始まっていたのだ。

 フクイチ事故と野生生物の突然変異を関連づける研究はすでにいくつか出ており、中でもカラスに対する負の影響が論議になっている。サウスカロライナ大学生物科学のテイム・ムッソー博士は「我々はチェルノブイリで2000年から、福島では2011年から生物多様性をけんきゅうしている。遺伝子損傷が有意に増加していた。これは、放射線の曝露に調査下生物のほとんどは、生物は正比例している。多くの生物に、奇形、発生以上、白内障、さらに腫瘍やガンが見られた。

Smithsonian, Apr 30, 2015: Birds Are in a Tailspin Four Years After
Fukushima ― Like the proverbial canary in a coalmine… Mousseau and his
team have assembled a grim portrait… their data show that bird species
and abundances are in sharp decline, and the situation is getting worse…
“where it’s much, much hotter, it’s dead silent. You’ll see one or two
birds if you’re lucky.”… birds such as the carrion crow… demonstrated
higher susceptibility… 2012, he began capturing birds [with] patches of
bleach-white feathers… the patches have a high coincidence with…
cataracts, tumors, asymmetries, developmental abnormalities… By 2013,
the birds… had white patches big enough to be seen through binoculars.
スミソニアン協会2015年4月30日
福島4年後にきりもみ落下する鳥 –
おなじみな炭鉱のカナリアの様に…ムッソーと彼のチームは厳しいポートレートを集めています…そのデータは、鳥種や発生数(豊度)が急激に減少し
状況は悪化している、と示しています…
「それは(放射能が)非常に、非常にホットな場所で、静かに死んでいます。もし運がよければ、1羽または2羽の鳥を見てください。」…ハシボソガラス
の様な鳥は…より高い感受性を示しました…
2012年彼は、漂白された白い羽毛の斑点[を持った]鳥を捕獲し始めました…その斑点は…白内障、腫瘍、非対称性、発達異常と高度に合致してい
ます…2013年までに、鳥は…双眼鏡で見られるのに十分な大きさの白い斑点を持っていました。

Journal of Ornithology (Moller, Nishiumi, Mousseau). Mar 2015: Recent
seminal studies of butterflies… found strong evidence for increased
mutation rates, developmental abnormalities and population effects as a
direct consequence of exposure to [Fukushima] radionuclides… these
unambiguously supported observations of the elevated mutation rates and
phenotypic effects observed in the field.
鳥類学ジャーナル(モーラー、西海、ムッソー)
2015年3月:最近の蝶の精液の研究は…
[福島]放射性核種への曝露の直接的な結果として、突然変異率の増加、発達異常、人口効果への強力な証拠を発見しました…これらは明確に、野原で観察
された突然変異率の上昇と(遺伝子)表現型の影響の観察を支持しました。

Journal of Ornithology (Moller, Nishiumi, Mousseau), Feb 2015: [S]pecies
showing the strongest negative correlated with level of background
radiation level at [Fukushima] were Tree Sparrow [and] Carrion Crow…
鳥類学ジャーナル(モーラー、西海、ムッソー)、2015年2月:[福島]でバックグラウンド放射能レベルと最も強い負の相関を示す種は、スズメとハシボソガラスでした…

Journal of Heredity (Moller & Mousseau), 2014: Developmental
Effects: Albinism, Asymmetry, Brain Size, Cataracts, Sperm, and Tumors ―
There is an increasing array of empirical studies in Chernobyl, and now
Fukushima [documenting] consequences of exposure… white spots on
feathers of birds and perhaps the fur of mammals (i.e., cattle in
Fukushima)… first detected in Fukushima in 2012 [were] observed in
increasing frequencies in 2013 and 2014.
遺伝ジャーナル(モーラー&ムッソー)
2014年:発育への影響:白皮症、非対称、脳の大きさ(の異常)、白内障、精子(の異常)、および腫瘍 –
チェルノブイリでの実証研究において増加する群列であり、そして今福島の暴露の結果を[記録している]
…2012年に最初に福島県で検出された、鳥の羽毛と哺乳類の毛皮(すなわち、福島の牛)の白い斑点は…2013年から2014年に頻度が増加し
ている、と観察[されました]。

Presentation by Mousseau, 2014 (48:15 in): We’re actually starting to
see these partial albinos popping up in Fukushima… They’re popping up
all over the place in contaminated areas.
2014年ムッソー氏によるプレゼンテーション(48分15秒の所で):我々は、実際にこれらの部分的白子が福島に突然出現しているのを見始めています…それらは、あらゆる全ての汚染エリア内の場所で出現しています。

See also: Emergency
research underway in Japan after birds found with perplexing
deformities ― “Something unusual occurring inside their bodies” ― Never
reported in 500,000 exams before 3/11 ― Now seen at every site across
country, some over 1,000 km from Fukushima (PHOTO)

参照:複雑な奇形の鳥が発見された後に、緊急研究が日本で進行中- 「自分の体の内部で発生する異常な何か」 – 3/11前に50万羽も分析で報告されたことは決してありません – 現在福島から1000キロメートル幾らか以上の全国のあらゆる場所で見られる(写真)

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/