米子・産廃問題講演会

   山本@米子です。今は「淀江産廃処分場問題」に取り組んでいますが、私を呼んでくださった大山ふもとの自然環境と米子の水を守る会 | Facebookから、26日の講演を聞いてくださった方の感想を紹介します。

 

環境ジャーナリスト<山本節子氏講演会>~「産廃って何だ!?」」に写真11件を追加しました。

淀江に建設計画が進められている産廃処分場問題の核心ーー何故予定地の所有に関して、米子市長と県知事が回答しないのかが、この一か月現地入りして調査にあたった山本氏によって暴露された。それは天下り首長の二人が、半分は米子市所有の土地であることを隠した上、それを横流しして、新しい天下り先となる環境事業センターに利益供与しようとしているという驚くべき内容である。
このことを隠蔽すべく県のトップ達は口裏合わせをして、平気で住民に嘘をつくと氏は訴える。
官僚制国家権力が、地方を飲み込む縮図そのものである!

そしてこれから住民ができることとして、使える法律、米子市に「地下水保全条例」の制定を目指す事、下流域の自治会を巻き込むこと、県手続条例の廃止を求めることをレクチャーされる。これまで多くの全国の無駄な公共事業を差し止めてきた氏の、核心を突くはぎれの良い内容に勇気づけられて、集まった160名は、最後シュプレヒコールで気勢をあげるー.*地元TV局の取材で、どこまで踏み込んでこの内容を伝えるのか注目

 

 地元メディアは、この内容を伝えようとしません。特に地元で最も読まれている「日本海新聞」は、まったくこの件を載せないどころか、「産廃計画はすでに決定した」かのようなイメージを与える報道をして、反対団体が抗議を申し入れたほどだそう。

 これは、地元の人々を完全に無知な状況に置こうという、メディア戦略。

 地元のみなさん、どうぞ、この問題を正面から取り上げるよう、報道機関に圧力をかけてください。それでも書かないようなら、そんな新聞は購読中止すればいい。ネットには報道機関よりはるかに大量で良質の情報があふれていますから。

山本は今日、帰京します。2017.3.2

 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/