神奈川県は8月5日、第3回目の「予防接種研究会」を開催していました。「コソコソと」というのは、私及び「ワクチン反対の会 神奈川」が、何回も次の開催予定を問合わせていたのに、何のおしらせもなかったからです(7月末の問合わせ時にも、何も言わなかった)。下のメンバーのうち、岩田氏以外は全員出席したようです。
会長 横田 俊一郎 (神奈川県小児科医会会長)
東 恵子 (特定非営利活動法人シャーロックホームズ理事長)
岩田 眞美 (横浜市健康福祉局健康安全部医務担当部長兼健康安全課長)
片岡 正 (かたおか小児科クリニック院長)
川口 恭 (ロハス・メディカル発行人)
久住 英二 (ナビタスクリニック川崎内科医師)
小山 万里子 (ポリオの会代表)
高畑 紀一 (+Action for Children代表)
審議速報 [PDFファイル/8KB]を見ると、議題は、①予防接種制度における被害者救済制度のありかたについて、②次回、協議すべき事項について、➂その他。
はい、これだけです。「予防接種のあり方を県から提案する」として出発したのに、早くも微妙な方向にむかっている。自治事務に県が首を突っ込むのも変なら、救済制度を見直すというのも筋違い。まずは、被害をもたらすような予防接種を見直す(中止する)方が先なのですが、委員は全員ワクチン賛成派なので、そういう常識も働かないのでしょう。
気になるのは、この日の審議の前段での、以下のやりとり。
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附属機関などの設置および会議公開などの運営に関する要綱の確認(会議の公開について決定した、議事録は発言者を隠して要約を作成する)
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子宮頸がんワクチン被害者連絡会神奈川県支部からの報告
今になって要綱を確認し、会議の公開や議事録について決めたそうです。これは、おそらく私たちが抗議したからで、黙っていたら議事録さえ作るつもりはなかったのでしょう。それに、発言者名を消して議事録を作成するなんて卑怯。会議を公開するのなら、どっちみち誰が何を言ったかわかるんだから、ちゃんと公開しなさいよ。
また、被害者の会からの「報告」を受けたよですが、「被害者」の会はクローズドになりやすいので、なるべくオープンにして、問題意識を持つ市民と情報交換してほしいと思います。とにかく次回は10月か11月だそうなので、みなで傍聴しましょう!2014.8.8