前の、家庭内農薬汚染を、読んでいただいて、
驚かれた方もいらっしゃると思います。
テレビのコマーシャルで、やっている物がそんなに身体に害のあるものだと
考えもしなかった・・・・というお気持ちでいるかもしれません。
でも、これは現実の事です。
例えば野菜や米に使う農薬は(使ってほしくありませんが)
農水省の基準があって、濃度がきめられています。
小田原城のスミチオン散布で、書いたように
米ならば1000倍希釈以上というように、
でも、服に使われる殺虫剤は、食べ物に使うのではないので、
その辺の基準があいまいです。
おそらくは虫を確実に殺すために、かなりの高濃度になっていると思われます。
しかも、畑や、田んぼで使うのではなく、密閉された室内空間です。
その濃度がどれほどのものか・・・・
更に怖いのは、毎日その殺虫剤の中にいると、
体が麻痺していってしまうことです。
はじめは、臭いがいやだな、と感じたり、朝起きるとなぜか喉が痛かったり、
目やにが出てたり、色の付いたタンが出たりと、変だな・・・・と感じるのですが
風邪だろう、とたいがいの人は思うでしょう。
そうして、その空気の中で、暮らし、眠るうちに体が
そのような反応もおこさなくなっていきます。
はじめに起きた反応(目やに、タンなどは)体の毒物に対する、排毒反応なのです。
長く使い続けている人ほど、マヒしているように思います。
足りないように感じて、どんどん殺虫剤を、たんすの中に増やして行きます。
香水を常に使っている人の、使用量がどんどん増えるな~・・・と感じた事はありませんか?
あれは、常に臭いにさらされていると、嗅覚がマヒして行くので、ご本人は、薄く感じて、もっとたくさん使う、を繰り返す結果なのです。
それと、おなじことなのだと思います。
そうして麻痺していくと、排毒反応もなくなります、体が強くなったわけではありません
身体に毒性の物をため込んでいるだけです。
何も感じない、自分は丈夫、と思っている人ほど、身体に何かあったときには
重大なやまいを、作っていることがあります。
突然死なんていうのも、思えば、不思議な言葉です。
身体は突然は死なないと思います。
それまでに、たいへんなことになるよ~と、
いろいろなサインを送ってくれているはず、
でも、鈍くなってしまった身体は、それさえも感じ取れないのです。
一度室内を、殺虫剤成分、シックハウス系の化学物質、などの何もない
クリーンな状態にして、身体をそちらにならしましょう。
そうすると、外の街路樹などに散布された農薬に、ん、なんかおかしい!とすぐに
体が反応してくれます。
誰の身体も、その能力があります、本来は、絶対身体に入れてはいけない毒物です。
それが感じ取れない状態が、どんなに危険で、ご自分を守れない状態か、
こわいとは思いませんか?その上ご近所や、周辺の人にも、毒性の物を、
常に揮発させて、吸わせている事にもなるわけです。
私はそういうお宅を、ミニ小田原城と呼んでいます。
★衣服の殺虫剤に替わるものはいま、いろいろ手に入ります。
真空状態にすれば、虫は死にますので、空気を抜く事のできる密封袋に入れる
も、いいと思いますし、
植物成分防虫剤(たんす用)525円
(クローゼット用)735円
自然食品店のサンショップさんで取り寄せていただけます。
探せば、化学物質を使わない天然成分のものがずいぶん出ています。
環境問題ブログランキングに参加中。1クリックが励みになります!
深刻な、家庭内農薬汚染 2
この記事を書いた人
山本節子
調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/