2つのコメントを、ありがとうございました。
小田原城問題に、こんなに怒っていただいて、気持ちの救われる思いがあります。
被害者を代表してお礼申し上げます。
書いていただいたように、スミチオンは、松本サリン事件の、サリンの材料にも使われていて、毒性の強い農薬です。
散布後の、小田原城周辺は、まさに薄いサリンの中で暮らしてるような状態でした。
どこにいても、舌痛や頭痛、が常にあって、神経の休まる時がありません。
やはり、同じ症状を感じている被害者の方もいました。
このことを住民が知って、あなたのように怒ってくれて、冗談じゃないやめてくれ!
と、みんなが言ったら、とめられると、初めは考えました。
まず、知らせなければ・・・と思ってお城周辺の住宅街に、
協力してくれる友人たちとチラシをつくって、手で撒きました。
新聞折込もしました。3回くらい内容を作り直して、合計どのくらいだったでしょう
何万枚ものチラシが、周辺家庭の郵便受けに入ったのです。
それでも、被害を感じて私に連絡をくださったのは、わずか3名のかたです。
この数では行政は動きませんでした。
それどころか、私を特殊な体質の人が、神経質な事を言ってるというような
とらえ方をされて・・・驚くほど、散布してる側が、農薬の害を知らないのです。
知りたくないのです。
過去38年間の散布を思うと、何十万、というような被害者がいても
不思議はないと思っています。
どんな資料を提出しても、被害を知ろうともしない・・・・・と感じました。
その結果が、今年、一月の樹幹注入の実施です。
行政がわの説明では、虫に3年間有効な薬剤ということでした。
(酒石酸モランテルという薬剤を、170本の松に使用されてます)
別な言い方をすれば、三年間空気を汚染し続けるという事ですね。
私の今回の避難や、治療、引越しで、何百万円という無駄な出費をしました。
身体に対するダメージも、大変な物があります。
あなたが、おっしゃるように、当然その費用は、市が負担してもらいたいと言う
話しをしました。
これは行政が起こした、公害問題と考えていましたから。
もちろんそんな事は、いっさい認められず、一円も払ってもらっていません。
それなのに、この運動を、賠償金が欲しくて起こしている・・・のようなデマも
流され、信じられないような悪意を感じました。
また、詳しく書きますが、
この国には、住宅地における農薬散布を取り締まり、空気中の農薬濃度を
規制する法がないのです。何か、ご意見をまたお寄せください。
よろしくお願いいたします。
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団塊おやじさんへのお返事です。
この記事を書いた人
山本節子
調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/