前記事の続き。調べたところ、海外ではコロナワクチン接種後の脳障害や神経障害の報告や論文が数多く、出版されています。そして、日本でも脳障害の患者数は増加していました。日本生活習慣病予防協会が、厚労省データをもとにまとめた記事(脳血管疾患で治療を受けている総患者数は188万4,000人 令和5年(2023) 「患者調査の概況」より 2025年01月06日)によると、患者数はわずか三年で14万人以上も増えています。
厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の令和5年(2023)調査によると、脳血管疾患で治療を受けている総患者数は188万4,000人(男性1019万5,000人、女性869万人)となっています。前回(令和2年)調査〔174万2,000人(男性941万人、女性801万人)〕より、14万2,000人増加しています。 内訳は下記となっています。
- 脳梗塞 131万2,000人(男性730万人、女性583万人)
- 脳出血 20万2,000人(男性11万5,000人、女性8万7,000人)
- くも膜下出血 6万7,000人(男性2万4,000人、女性4万2,000人)
- その他の脳血管疾患 30万3,000人(男性14万6,000人、女性15万7,000人)
当然、脳障害による死亡者数も増加しています。同協会の2024年11月06日の記事によると:
脳血管疾患による年間死亡者数は、10万7,481人 令和4年(2022)「人口動態統計(確定数)の概況」より カテゴリー: 脳梗塞 脳出血 死亡者数 人口動態統計(厚生労働省) 厚生労働省の「人口動態統計(確定数)の概況」によると、令和4年(2022)1年間の死因別死亡総数のうち、脳血管疾患は10万7,481人(男性5万3,181人、女性5万4,293人)。10万人当たりの死亡率は88.1人、死因別死亡者数全体の6.8%を占めており、悪性新生物(がん)、心疾患に次ぐ3番目に多い数字でした。脳血管疾患の死亡者数(内訳)。死亡率は10万人当たり
- 脳梗塞 5万9,363人(男性2万8,824人、女性3万539人)、死亡率48.6人
- 脳出血 3万3,483人(男性1万8,473人、女性1万5,010人)、死亡率27.4人
- クモ膜下出血 1万1,468人(男性4,317人、女性7,151人)、死亡率9.4人
- その他の脳血管疾患 3,167人(男性1,574人、女性1,593人)、死亡率2.6人
また、脳血管障害は「介護が必要になる原因としては最も多い」と指摘されています。https://smartdock.jp/ によると、「脳卒中は介護が必要となる原因になりやすいことでも知られており、40~64歳で介護が必要となる方のうち、51.1%は脳卒中が原因です」・・・これはつまり、働き盛りの年代で、介護が必要な脳障害患者が増えているということです。しかし、海外でコロナワクチンとの関連が指摘される一方、日本では「脳障害」はいまだに「生活習慣病」に過ぎず、医療業界も患者団体も、コロナワクチンとの関係について触れていません。 下の記事によれば、要介護の最大の原因は「認知症」、二位は脳卒中です。
「介護が必要となった要介護の主な原因の第1位は「認知症」が23.6%で最も多く、次いで、第2位は「脳血管疾患(脳卒中)」19.0%、第3位は「骨折・転倒」13.0%となっている。介護が必要になる原因の第2位、約2割が脳梗塞などの脳血管疾患」
認知症は脳の神経変性疾患や神経細胞損傷など脳損傷が原因とされており、いわば脳卒中同様、脳障害の一種です。つまり、要介護の原因の半数近くが実は脳障害だという意味ですが、それを正直に発表すると、異変(脳に何かが起きている)がわかり、事態の深刻さ(何か特定の問題がある)に気づく人も出てくるので、「分ける」ことによって問題を目立たないようにしたのでしょう。・・・脳障害もスペクトラム(症状が幅広い)ですからね、ごまかしやすい。
しかし、ここでコロナ「ワクチン」の、血液を汚し血栓を作り、血管を傷つける能力、そして厚労省もメーカーも接種後の心筋炎や心膜炎を副作用と認めていることを考えると、壮年世代の急性認知症や精神疾患の増加とコロナワクチンとの関係を疑わざるを得ません。
さらに重要なことは、コロナワクチン接種後、病気がち、クスリ漬け、要介護の人々が増えることで、社会に膨大な医療費負担がのしかかってくることです。働き盛りのパパや夫の死亡により、生活困窮に追い込まれる家族の苦しみは言うに及ばず。
「厚生労働省による「国民医療費の概況」によると、令和4年度(2022)の国民医療費は46兆6,967億円、前年度の45兆359億円に比べ1兆6,608億円、3.7%の増加となっています。人口一人当たりの国民医療費は37万3,700円、前年度の35万8,800円に比べ1万4,900円、4.2%の増加。国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は8.24%(前年度8.13%)となっています。このうち、脳血管疾患の医療費は1兆8,142億円でした。これを年齢別にみると以下のような結果です。2024年11月06日脳血管疾患の年間医療費は、1兆8,142億円 令和4年度(2022)「国民医療費の概況」より
0〜14歳 ▶ 34億円、
15〜44歳 ▶ 424億円、
45〜64歳 ▶ 2.952億円
65歳以上 ▶ 1兆4,733億円
70歳以上 ▶ 1兆3,326億円(再掲)
この数字がどんな将来図につながるかは、感がいい人は予測できるでしょう。最大の問題は、このような事態を招いた連中、医薬産業界と政府、政治家が、何も起きていないフリをして責任から逃れようとしていること。日本にはケネディJrはいないし、徹底的に犯罪者を追及するという政治風土もないため、彼らが逃げおおせる可能性は大です。でも、将来世代のためにも、私たち一般市民が問題の真相究明を求め続けるしかありません。・・・本ブログも情報を伝え続けることで、責任を果たそうと考えています。2025.7.17