まだ「がれき」に執着しているおバカな自治体もあるけれど、すでに問題は次の段階に来ています。指定廃棄物、そして、大都市の上下水道・廃棄物の焼却灰、これを引き受けさせるべく、ババ抜き(押し付け合い)が始まっている状況。がれきに手をあげたところは、ガードが低くなっているんで要注意。
下は環境省の指定廃棄物のサイトですが、「国が処理する」とは、税金で企業に処理させること、そして「処理」とは「焼却」のこと、ってのを忘れないでね。
http://shiteihaiki.env.go.jp/q1.html
Q1. 指定廃棄物とは何か
指定廃棄物とは、放射能濃度が8,000ベクレル/kgを超える、特措法に基づき環境大臣が指定する廃棄物です。国が責任をもって処理することになっています。
特措法とは、「放射性物質汚染対処特措法」のことです。福島第一原発事故により放出された放射性物質の拡散による環境の汚染への対処に関し、国・地方公共団体・関係原子力事業者などが講ずべき措置について定め、人の健康や生活環境への影響をすみやかに低減することを目的として平成23年8月30日に国が公布、平成24年1月1日に全面施行となった法律です。
Q5. 減容化に向けた取組は
指定廃棄物のうち、農林業系副産物や下水汚泥などの可燃性廃棄物は、長期保管による腐敗や自然発火を防止するため、焼却・乾燥・溶融などにより減容化や安定化することが重要です。処理後の焼却灰は適正に処分いたします。
放射性物質により汚染された廃棄物の処理について
- 指定廃棄物の種類、指定状況等 [PDF:600KB]
- 焼却の安全性について [PDF:716KB]
- 放射性物質を含む可燃性廃棄物の焼却の測定事例 [PDF:582KB]
岩手県一関市における実証事業
- 事業の目的、概要 [PDF:421KB]
平成23年度放射性物質を含む牧草の焼却実証事業(結果概要)
- 実証事業の方法 [PDF:234KB]
- 測定結果(焼却前牧草濃度、排ガス濃度、焼却灰濃度、空間線量) [PDF:343KB]
- 処理の流れ [PDF:446KB]
福島県鮫川村における実証事業
仮設焼却炉の安全性確保について
- 仮設焼却システム概要 [PDF:192KB]
- 仮設焼却炉の安全・環境対策 [PDF:256KB]
(参考)・仮設焼却炉確認運転の進め方 [PDF:110KB]
・焼却灰・飛灰の飛散防止について [PDF:100KB]
・焼却灰の一時保管にかかる安全対策 [PDF:236KB]
・排ガス中の放射性セシウム濃度の管理について [PDF:54KB]
・煙突出口からのばいじん(2Bq/m3)を仮定した場合の試算 [PDF:57KB]
・原子力発電所内焼却炉との違いについて [PDF:70KB]
・放射線モニターとばいじん計について [PDF:152KB]
・ばいじん計の校正と精度管理について [PDF:37KB] - 仮設焼却施設配置図など [PDF:444KB]
(参考)排ガス処理について [PDF:458KB]
緊急時の対応について
- 基本的考え方 [PDF:79KB]
- 施設の安全な停止 [PDF:416KB]
- 運転中の対応 [PDF:346KB]
- 緊急時連絡体制 [PDF:83KB]
- 対応の具体的内容 [PDF:242KB]
- 情報提供・公開について [PDF:348KB]
鮫川村が狙われています。ここで「実証試験」が実施されてしまうと、たとえ失敗でも「大成功」となり、全国に同じような施設が誕生することになるでしょう。今のごみ焼却炉のように。2013.4.19