お知らせ二つ(11/6 と11/9)

 ★明日11月6日(水)、神奈川県との対県交渉
 場所:日本生命ビル6階の600会議室
 時間:13時30分~15時
 交渉相手:神奈川県環境農政局環境部資源循環課

 本来、魚網の受入れなどできなかったはずの南足柄・箱根の処分場。そこに、魚網を入れられるようになったのは、県がからんでいたから。横浜市が「師弟廃棄物」の申請を出している今、県内全域が師弟廃棄物の処分場になりかねません。今回は、そのあたりを聞くので、県にも準備しておいてもらいましょう。参加者は直接会場にどうぞ。

★次は、私のテーマのひとつ「戦争犯罪」に関する証言集会。おススメです。

私は敗戦後も中国で戦争を続けた! ――山西残留経験が伝える現代日本の危機――
  
 日時: 11月9日(土)13時30分開会(13時10分開場)
 場所: 京浜協同劇団稽古場・スペース京浜(川崎市幸区古市場、JR南武線鹿島田駅歩15分  
  証言者:稲葉績さん(90才、中国帰還者連絡会会員)
 解説者:石田隆至さん・張宏波さん(大学教員)

 敗戦で戦争は終わったはずなのに、稲葉さんは山西省に残留させられ、その後4 年近く共産党軍との戦争を継続させられました。激戦で多くの日本軍が戦後に戦死しています。稲葉さんはその激戦を生きのびましたが、最後は共産党軍に捕まってしまいました。そして収容された大原戦犯管理所での人道的な待遇の中で、稲葉さんは「鬼から人間に」生まれ変わった、という大変な体験をされたのです。今回は「山西残留」の真実に迫るお話を中心にお願いしました。戦争の歴史の真実はここにあります。安倍自民党政府の歴史認識の誤りは明らかです。
 資料代: 300円(学生は無料)
 * 証言者が高齢のため、体調によってはビデオ証言とさせていただく場合もあります。
 <主催> 撫順の奇蹟を受け継ぐ会神奈川支部(連絡先 松山 TEL 046-871-4263)

 中国戦線の日本軍は、降伏後、国民党の「温情」によって無傷で日本へ帰還しましたが、一部は騙されて、中国に「違法に」、「戦力」として取り残されたわけです。その取引の当事者が陸軍中将澄田来四郎。元日銀総裁の澄田智はその長男です。現代史を知ると、日本社会は戦時体制が今も続いていることがよくわかります。会場の地図は↓
http://kanagawa.uketugu.org/uketugu-kanagawa/uketugu-kanagawa/131109leaflet.pdf 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/