「憲法改正って何だ?」―が終わって

 12月18日の大阪講演会「憲法改正って何だ?」が無事に終わりました。年末の厳しい寒さの一日、参加者はそれほど多くありませんでしたが、問題意識の高い方々が多く、熱気のこもった会となりました。終了後、「面白かった」「もっと聞きたい」「濃密だった」とおおむね好評でしたが、私としての反省は「長すぎた」こと。次回は話を2時間以内に抑えられるよう、資料を整理しなおします。

 この日は、いわば「自民党の『憲法改正草案』を読む」という内容。前回の「憲法って何だ」を下敷きに、自民党保守本流?が描いている未来はどんなものかということを、条文に即してリアルに説明したつもりです。最後に「山本改正案」の要点を紹介しました。条文化はしていませんが、現状を見据えて、市民を危機から守るために即刻必要な条項ばかり。実現させたいと強く感じていますが、それには、この筋で動いてくれる国会議員が必要です。なお、講演の最後に、①憲法にもとづく請願、と②チラシまきを提案しました。②は山本初めての街宣活動となりますが、日程が決まれば、事前にこのブログなどでお知らせします。

 なお、今年の講演会はこれが最後ではなく、12月23日~25日まで北海道で四回の連続講演会を行います。演題はコロナ問題、ワクチン問題、そして「憲法」。北海道といえば、2021年6月にも札幌で連続講演会を行いましたが、その際、道庁と札幌市で行政交渉したことを思い出します。彼らは市民との対話に慣れておらず、多少ぎくしゃくしましたが、基本的にはこちらの話を聞いてくれ、私たちも「情報提供」の目的を果たして引き上げました。それが、後になって実に不可解な騒ぎとなったのですが・・・、今回は残念ながら行政交渉なし。行政関係者のみなさま、話を聞きたいとのご希望があればご連絡を。みなさんには、すぐに知るべきことがたくさんあるからです。時間を割く用意はあるので。2022/12/19

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
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